探究の地図
Eili Libraryは、完成した知識の目録ではなく、問いが別の問いを呼び出すための書架である。このページは、分野ごとの入口を保ちながら、記事どうしを横断する主題の地図として置く。
各書架の発言種別は、読み方と根拠の目印を先に参照する。
書架から入る
- 意識 — 自己、知覚、主観的経験、死後意識
- エッセイ — まとまった思索と、その時点での仮の答え
- 科学 — 研究、観察、方法、宇宙と情報
- AI — AIとの協働、個人の文脈、創造性
- 哲学 — 存在、倫理、問いの方法
- 神秘思想 — 象徴、霊性、宗教的経験
- 宇宙 — 時間、生命、存在のスケール
- 占星術 — 象徴を読むための書架
- 音楽 / 詩 / 動画台本 — 物語と表現の書架
- 技術 — 実装、基盤設計、AIエージェント
記憶、身体、自己
ここでは「自己はどこにあり、経験はどのように残るのか」を問う。脳における記憶を出発点に、身体、細胞、社会、そして形而上学的な仮説までを、証拠の強さを分けながら辿る。
- 記憶は臓器のどこに宿るのか――脳、身体、生命の情報保存 — 自伝的記憶と、全身にある状態記憶を分ける
- 生命は情報をどの階層に保存しているのか――身体、自己、未知の情報層 — 情報層の仮説を、反証可能な問いに変換する
- 選択は世界を切り出す――自由、負荷、AIへの委任 — 注意、自由、選択負荷、AIへの委任を考える
- 意識 — 主観的経験を考えるための入口
- 死後意識 — 意識の存続をめぐる論点の整理
- 無我は虚無ではない――火、関係性、量子論の比喩をめぐって — 固定した自己を、関係性から読み直す
- 死後を問うための作法――科学、経験、沈黙のあいだで — 経験、信仰、仮説、検証を混ぜない
- 神秘体験 / ユング — 象徴と内的経験への入口
AI、主体、責任
AIを単なる技術ではなく、知性、関係性、制度、責任の問題として読む束である。ここでは、能力の拡大とともに、人間が何を設計し、何を引き受けるべきかを考える。
- AIに「自分の文脈」を渡すために — Vaultを第二の脳・共有文脈として育てる
- AIに意識は生まれるか — 意識の基準を問う
- AIが集団をつくった日、という言い方を慎重に受け取る — 複数エージェントの能力と安全を区別して読む
- 超知能を「赤子」にしないために―Jacob Coxonの警告と、Geoffrey Hintonの母子モデル(note版) / 赤子に核ボタンを渡さない―超知能の時代に、私たちはAIをどう愛するのか — 超知能とケアの比喩を検討する
- 判断者から憲法制定者へ―AI時代の意思決定論 / 真実を知ることと、望むこと―EiliとAIの意思決定論 — AI時代の意思決定と制度設計
- 問いを手放さない―0→1をAIと生きるために / 努力のあとに残るもの―AI時代に目標を失う感覚について — 創造と人間の役割
- AIエージェント設計を5つのレイヤーで捉える — 思想を実装上の層へつなぐ
宇宙、時間、情報
宇宙論と量子論は、情報が物理世界でどのように保存・伝播・再構成されるかを問う。ここでの「情報」は生命の記憶の問いと同じではないが、両者は「何が残り、何が変化するのか」という深い場所で響き合う。
- 量子と時空――「時間・重力・情報」をめぐる10の入口
- ポアンカレ再帰定理とエントロピー / 動画台本
- パラレルワールドと量子力学 / 科学史とSF史
- 地球サイズの眼は何を意味するのか―VLBI、集合知、惑星知性の仮説 — 観測する主体を、人・装置・理論のネットワークとして捉える
- VLBIクロニクル / 変わりつつある宇宙論
- 宇宙の果てから、地球を恋しく思う
物語、象徴、自由
物語や象徴は、科学的な証拠とは異なる仕方で、人が経験をどう意味づけるかを示す。ここでは文学、神話、音楽、占星術を、結論を固定する装置ではなく、問いを深める言葉として読む。
- 塔の窓から世界を望む―ラプンツェルとサン・ジミニャーノ / ラプンツェル歌劇 — 保護、孤独、自由、他者への接近
- アリョーシャはどこへ行くはずだったのか―『カラマーゾフの兄弟』、書かれなかった続編について — 未完の物語と倫理
- 創造者が被造物を恐れるとき―ヨブ記からAI時代へ / 怪物と星のあいだで―AI時代のための小さな哲学 — 創造、畏れ、責任
- サビアン・シンボル辞典 — 度数の象意を読む
この地図の使い方
一つの記事を結論として閉じず、末尾のリンクから隣の問いへ進む。科学的な主張は証拠へ、哲学的な主張は概念へ、象徴的な表現は物語へ戻して読む。
この図書館にあるのは、すべてを一つの答えに回収するための体系ではない。異なる種類の問いを混同せず、それでも互いに照らし合わせ続けるための、歩ける地図である。